妻の幸せを本気で考える習慣を取り入れてみたお話

こんにちは。
きずなコンシェルジュ代表の寺西です。

今日はカウンセラーの習慣形成のお話です。

変なタイトルに「?」となられた方も多いかもしれませんね。

ずばり、妻の幸せを考えるだけではなく、習慣化を真剣に考えてみた結果、取り入れた変化を共有したいと思います。

それは、日記で「妻の幸せを真剣に考える」習慣です。

日々の行動も、その根底にある「考え方」や「信念」から来ますよね。でも、人はなかなかこの根っこの部分を変えようと思いません。

そう、歳をとると価値観や哲学に対して頑固になっていってしまうんですよね。

でも。

愛する人のために、そこを変えるって大切じゃないかな、と感じ始めたんです。

価値観をぶつけあって、仲違いをしてしまう夫婦ではなく、パートナーの存在を通じて変化し合える夫婦でありたい。そんな考えから、何か具体的に「自分自身を変える」行動はないかなぁ、、、と考えていました。

たどり着いた「日記」の活用

私は、NOTIONというデジタルツールを利用して、毎日日記を綴っています。

主に仕事や人生目標に対する立ち位置や方向性を考える目的で利用しています。毎日、自分自身と一生懸命向き合う中で出てきた言葉やアイディア、反省点などを綴っています。

毎日、人生観(夢や目標、なりたい人物像)を自分の言葉でアウトプットしています。そして3年後、1年後、3ヵ月になっていたい自分を言語化するとともに、現在行っている行動、その行動の評価、変えたい部分、アイディアを綴っています。

最近はAIを活用して、セルフコーチングも行なうなど「対話型の日記活用」を行なっています。

アイディアとして思いついたのが、この日記に「妻の幸せについて考える」項目を加えることです。

「妻の幸せ」項目と向き合ってみて

「妻の幸せ」項目と対峙してみて分かったことは、いかに妻の立場で物事を見ていなかったか、、、ということ。

自分の色眼鏡を外すと様々なことが見えてきます。

妻の言動の背景にある「価値観や信じるもの」が分かってきます。

そして、誰かの幸せを考える時、それは相手の死生観に触れることでもあります。

「いつか必ず別れの時が来る」

この怖い現実を直視しながら、限られた生をどう生きるべきか?どう幸せに過ごすか?何を捨てて、何を大切にするのか?を考えなければなりません。

「妻は限られた人生の時間の中で、今何を思い、どんな幸せを感じているのだろうか?」

「妻が大切に守ろうとしているものは何だろうか?」

「人生が終わるとき、妻に幸せを実感してもらえるためにできることは何だろうか?」

普段考えない一段階深い領域で物事を考えるようになります。

他者を幸せにするためには、小さな自分の世界観から出てみること

人生を変えたいなら、自分の小さな世界という箱の外に目を向けなければならないと思っています。

これは、普段婚活カウンセラーとして多くの会員様とお付き合いするなかで強く感じていることです。

人生を変える大切な事は、今の自分の感性の外にヒントがある。そう思っています。

その一つとして、「他者の視点で物事を見つめ直す」ということがあります、軽いスタンスではなかなか自分の価値観を壊すことができないため、他者に憑依するくらいに自分の価値観から離脱することが大切です。

夫婦であれば、妻が普段立つキッチンから、いつも自分が座っているソファーを眺めてみたり。小さなことに「ありがとう」という言葉が欠けていないか?横柄な態度をとっていないか?仕事モードでピリピリしてしまっていないか?家庭の外に苦労や悩みはないか?静かに積もっていく不満はないか?

様々なことを憑依して考えることで、自分を客観視することができます。

結婚後にもっと「妻の幸せを考える」夫であるために

結婚後は通じ合える部分が増えていく代わりに、一つひとつの物事に対してパートナーの感情を知ろうとする習慣が欠けていきます。自分はパートナーを理解しているし、こんな風に感じてるはず。コミュニケーションがルーティン化していってしまうのが脳の省力化の習性です。

一度きりの人生で出会った大切な伴侶ですから、自分の人生だけではなく、パートナー視点の人生も味わってみたいですよね。

「どんな自分になりたいか」

「どんな自分でありたいか」

パートナーの存在は、「自分がどんな人間になるのか」を最も左右すると思っています。

結婚後こそ、理解しようとする努力が必要であり、それを怠ってはいけないと真剣に考えています。

今は「日記」を通じて、毎日「妻の幸せ」を強制アプトプットすることで(最初は何にもでてこずに驚愕しました)、徐々に「家庭には二人の人間がいる(今は愛する子供も増えましたが)」ことを再認識してきました。

多くの方は、恋人がいても結婚しても「一人で生きている」ケースが多いように思えます。本当に、自分以外の人間の視点で物事を考えている人は少なく感じています。それだけ余裕がない世の中でもあり、人間の本能的なものかもしれません。

【わらび餅理論】スシローの「わらび餅」から学んだこと

先日、メルカリで着なくなった服が売れて一生懸命発送を終え 「200円儲かったよ~」と上機嫌の妻と、お祝いにスシローに行きました(我が家は週に3回は近所のスシローで何らかのお祝いをしています)。

一通りの食事を終えると、ここから先はちょっとした緊張感が走ります。

そう、

デザートタイムです。

妻が頑張ってメルカリで設けた200円をあざ笑うかのように、時に私が食後に頼んだ「わらび餅150円」に妻が牙を剥いてくる時があります(笑)。

6個入りのわらび餅を、我が子がトレーからとった後、妻を経由し、私の手元にたどり着く頃には2個になっていることもあります(6個入りのまま手元にくるこはほぼありません)。

これがなかなか難しく、妻が先に頼んだタイミングに被せるとセーフだったりします。。。

決して妻がケチで怖いといことではなく、妻は真剣に私の健康(生活習慣病)を気にしてくれているからこその愛情あふれるムチなんです。

ただ、そこに軽々しく「ついで」のデザート的に頼むとムッとされてしまう時があります。

あらためて気づいたのは、こういう流れになるのは「私が惰性で注文してしまう時」なんです。

「わらび餅(でも)頼むか~」とかいって、真剣さや誠実さを欠いた無駄遣い的な注文の仕方をすると、ちょっと「ん?」という空気になるときがあります。

結婚後の夫婦でなくても、こういう「所作」が命取りになるケースって多くあると思います。

例えば、婚活中でも良くあるケース「結婚後は積極的に家事を手伝いたいと思っています(男)」「!!!(女)」(手伝いたいって平等じゃないよね、主に私が家事をするって決めつけじゃない?!はぁー!?手伝うんじゃなくって、一緒にやるものでしょ?!)というケース。

男性の無意識化の考え方が、言葉尻に出てしまうケース。

思い当たるケースが多いですよね。

話が脱線しましたが、わらび餅理論から学べることは、「安いから、判断理由も安っぽく考えてはいけない」「わらび餅にも感謝すべき(小さな存在にも誠実に向き合う)」「150円のわらび餅を適当に頼んでしまう傍には、一生懸命メルカリで洋服を売って家計の足し(次のメルカリ購入の資金調達?)にと頑張っている存在がいる」「何事もタイミングが大事、時節を制する者は人生を制する」などの学びを得ています。

そんなくだらない大切な出来事を一生懸命日記に綴ることで、事象の背景にある妻と私の人生観の深い話に繋げようと努力する自分がいます。

「幸せ観」はちょっとした、本当に小さな行動にヒントがありますよね。

今日は、日記を通じて「妻の幸せ」「妻の人生観」「妻を理解する」お話でした。

婚活のヒントになるかどうかは分かりませんが、根底に流れる本質的なものを掴んでいただけますと幸いです。

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