最近のご成婚傾向について
こんにちは。
国立市の結婚相談所きずなコンシェルジュです♪
カウンセラーとして、会員の皆さんのご活動に毎日寄り添っていると、手帳にはたくさんのストーリーが綴られていきます。そこには、新しい出会いへの希望と同じくらい、ちょっぴり不安な気持ちや、「婚活疲れ」なんて言葉も記されているんですよ 。新しい出会いに胸を膨らませる一方で、なかなか思うように進まないと、心がきゅっとすり減ってしまうような感覚。これって、真剣に結婚を考えている多くの方が経験する、とっても自然な気持ちなんです 。お見合いがなかなか決まらない時の焦る気持ち、交際が続かないもどかしさ、そして「このまま一人なのかな…」なんていう寂しさ 。そんな皆さんの声に耳を傾けるたびに、私はいつも心の中で問いかけるんです。「幸せなご成婚へとたどり着く方と、途中で少し立ち止まってしまう方の違いって、一体どこにあるんだろう?」って。
長年このお仕事をしていると、その答えが、お相手のスペックや見た目、あるいは単なる運だけじゃないことが、はっきりと見えてくるんです。ご成婚される方々には、共通する「心の姿勢」や「行動の習慣」があるんですよ。それは、婚活っていう特別な旅を乗り越えるための、ちょっとした「心のコンパス」みたいなものかもしれませんね。
この日記では、私が日々のカウンセリングの中で感じている、ご成婚しやすい方々に共通する6つの特徴について、少しだけお話しさせてください。これは、「こうでなきゃダメですよ」という理想の人物像をお伝えしたいわけではありません。むしろ、今まさに悩んでいるあなたに、婚活という旅を楽しく乗り越えて、幸せなゴールにたどり着くための「道しるべ」として、具体的なヒントをお届けできたらな、と思っています。
ご成婚しやすい方とは?
特徴 | 婚活に悩む方の思考 | ご成婚される方の思考 |
---|---|---|
1. 自己理解 | 「どんな人がいいか分からないけど、会えばわかるはず」 | 「自分の価値観の核と、パートナーに求める幸せの形を知っている」 |
2. 目標設定 | 「いつか結婚できたらいいな」 | 「1年以内の成婚を目標に、具体的な計画を立てて行動している」 |
3. 交際への集中 | 「可能性を広げるために、なるべく多くの人と会うべきだ」 | 「有望な1〜2人に集中し、一人ひとりと深く向き合う」 |
4. 条件の優先順位 | 「理想の相手はA、B、C、D、Eの全てを満たす人」(平坦なリスト) | 「パートナーにはA(核となる価値観)が必須。でもC、D、Eは柔軟に考える」 |
5. 人柄への希望 | 「とにかく『いい人』を探している」(曖昧) | 「『プレッシャーに強く、冷静に話し合える人』が必要だ」(具体的) |
6. 忍耐力 | 「なぜまだ見つからないの?もう無理かもしれない」(受け身の焦燥感) | 「今回はご縁がなかったけれど、学びがあった。前に進み続けよう」(積極的な回復力) |
婚活の土台作り、「自分を知っている」って、すごい力なんですよ
婚活を始めるとき、多くの方が「優しい人がいいな」「穏やかな家庭を築きたいです」って、夢を語ってくださいます。それって、本当に素敵な願いですよね。でも、実はこの「ふんわりとした希望」が、ちょっぴり婚活を長引かせてしまう最初の壁になることもあるんですよ 。どうしてかというと、「あなたにとっての優しさ」ってどんなことなのか、「あなたにとっての穏やかな家庭」ってどんな風景なのかを具体的に描けていないと、目の前に現れた方が本当に自分に合う人なのかを判断する基準が、ちょっぴり曖昧になってしまうからなんです。
ご成婚される方は、この「自分を知る」という作業を、とっても丁寧に行っています。それは、ただ趣味や好きなものを書き出すこととは、少し違うんです。
まず一つ目は、ご自身の「価値観の真ん中にあるもの」を、ちゃんと理解していること 。これから続く長い結婚生活で、何が絶対に譲れないくらい大切で、何があれば自分は心から幸せだなって感じられるのか。例えば、「家族との時間を何よりも大切にしたいな」「お仕事を通じて成長し続けることを、お互いに応援しあいたい」「経済的な安定も大事だけど、それよりも挑戦できる自由さが欲しいな」といった、人生の根っこに関わる部分です。この軸がしっかりしているからこそ、たくさんのプロフィールの中から、本当に心惹かれるお相手を迷わずに選ぶことができるんですね。
二つ目は、ご自身のコミュニケーションの癖や、人との関わり方における得意なこと、ちょっぴり苦手なことを、客観的に分かっていること 。自分は言葉で「好きだよ」って伝えてほしいタイプなのかな、それとも行動で示してほしいタイプなのかな。意見がぶつかった時、つい感情的になっちゃうのかな、それとも黙り込んでしまうのかな。こういう自分の特性を理解していると、自分を優しく補ってくれる、あるいは心地よい関係を築けるパートナー像が、自然と見えてくるんです。
そして三つ目は、少し勇気がいることかもしれませんが、「婚活市場におけるご自身の立ち位置」を、冷静に受け止めていること 。これは、自分を否定することとは全く違いますよ。ご自身の年齢やこれまでの経験、そしてお相手に求める条件が、周りの方からどう見えているのかを客観的に知ることで、もっと現実的で、もっと効果的なアプローチができるようになるんです。
この自分を知るプロセスって、時には自分の弱さや、あまり見たくない部分と向き合うことになるので、一人では少し難しいかもしれません。そんな時こそ、私たちカウンセラーの出番です。お話を聞きながら、あなたの素敵なところや強みを一緒に言葉にして、大切な価値観を整理するお手伝いをさせてくださいね 。このプロセスを通じて手に入れる「あなただけのコンパス」こそが、迷いのない婚活の、大切な第一歩になるんですよ。
実は、この「自分を知る」という力は、婚活がうまくいかない時にこそ、本当の力を発揮します。多くの方は、お断りが続くと「私ってダメなのかな…」って自信をなくしてしまったり、「良い人がいないんだもん」って周りのせいにしてしまったりしがちです 。でも、自己分析ができている方は、それを「次へのヒント」として捉えることができるんです。「どうして、私が素敵だなって思う方とは、うまくいかないんだろう?」って考えて、プロフィールや写真、お見合いでの話し方を、私たちと一緒に見直していくんです 。自分の核となる価値観は大切にしながら、伝え方や探し方を柔軟に変えていく。この「現実から学んで、次に活かす力」こそが、ご成婚される方々が持っている、しなやかな自己理解の姿なんですね。
「いつか」を「今年」に。目標がはっきりしていること
「良い人がいれば、いつでも結婚したいんです」。そうおっしゃる方は、本当に多いんですよ。でも、この「期限のない婚活」って、実はゴールが見えないマラソンみたいで、モチベーションを保つのがとっても難しくなってしまうことがあるんです 。いつまでに何をしたらいいのかが見えないから、一つ一つの出会いに対する真剣さが少し薄れてしまったり、決断を先延ばしにしてしまったり…。これが、婚活疲れの大きな原因の一つなんですね 。
それに対して、ご成婚される方々は、「来年の誕生日までには」「一年以内に」といった、具体的で明確な目標を立てています 。これは、焦って誰でもいいからと決めるためじゃないんですよ。むしろ、質の高い決断をするために、ご自身の活動に目的意識と、心地よい緊張感をもたらすためのものなんです。
はっきりとしたゴールを設定すると、そこから逆算して、具体的な行動計画を立てることができますよね 。
- 「1年後に成婚するためには、半年後には真剣交際に入っていたいな」
- 「そのためには、毎月最低でも2〜3人の方とはお見合いをしてみよう」
- 「そのためには、毎週10件以上は自分からお申し込みをしてみようかな」
こんなふうに、漠然としていた「婚活」というものが、「今週やること」っていう具体的なタスクに変わっていきます。そうすると、婚活は運任せの活動ではなく、自分でコントロールできる「プロジェクト」になるんです。
この意識の変化って、すごく大切なんですよ。目標がないと、私たちは無意識に「待つ」姿勢になりがちです。素敵な人からの申し込みを待つ、相手からの連絡を待つ、気持ちが盛り上がるのを待つ… 。でも、目標を立てた瞬間から、考え方は「どうすれば目標を達成できるかな?」っていう、能動的なものに切り替わります。あなたが、あなたの婚活の「プロジェクトマネージャー」になるんです。
この主体的な姿勢は、婚活における色々な決断を後押ししてくれます。例えば、仮交際が1ヶ月経ってもあまり進展がないな…と感じた時、目標意識のある方は「このままだと計画が少し遅れちゃうかも」と考えて、カウンセラーに相談した上で、関係をきれいにして次に進む、という決断ができます 。一方で、目標が曖昧な方は「もう少し様子を見てみようかな」と、時間を少しだけ無駄にしてしまうことがあるかもしれません。
だから、婚活の目標設定は、単なるスケジュール管理じゃないんです。それは、受け身の姿勢から一歩踏み出して、ご自身の人生のハンドルをしっかりと握るための、力強い第一歩なんですよ。私たちカウンセラーは、その目標があなたにとって無理なく、そして最適なものになるように、一緒に計画を立てて、隣で伴走していきますからね 。
選択肢の多さに迷わない。「交際人数が少ない」ことの賢さ
今の時代って、選択肢は多ければ多いほど良い、って思われがちですよね。特にマッチングアプリが身近になったことで、「もっと良い人がいるかもしれない」って、つい次の候補を探し続けてしまうことに慣れている方も少なくないかもしれません。結婚相談所でも、複数の人との「仮交際」が認められているので、たくさんの可能性を同時に追いかけたくなってしまう気持ち、よく分かります 。
でも、ご成婚される方々の活動を見ていると、この「多ければ良い」という考えは、あまり当てはまらないみたいなんです。むしろ、その逆なんですね。複数の仮交際相手と同時にやり取りをするのって、想像以上に心も体もエネルギーを使うんですよ 。それぞれの方とのデートの予定を調整して、メッセージのやり取りを続けて、一人ひとりの人柄や価値観を深く知ろうとすることって、本当に大変なことです。結果として、どの方とも深い関係を築けず、表面的なやり取りだけで終わってしまって、結局誰も選べない…なんていう「決断疲れ」に陥ってしまうこともあるんです。
ご成婚された方々の多くは、「広さ」よりも「深さ」を大切にする、とっても賢い戦略を取っています。もちろん、活動を始めたばかりの頃は複数の方とお会いしますが、仮交際に進んだら、早い段階で「この人、素敵だな」と思える1〜3人の方に絞り込んでいくんです 。そうすることで、一人ひとりのお相手とじっくり向き合うための時間と心の余裕が生まれます。週末のデートを心から楽しんで、平日の夜には落ち着いてメッセージのやり取りをする。そんな丁寧な時間の積み重ねが、本物の信頼関係を育てていくんですね。
データを見ても、成婚された方のお見合い回数は平均で10〜15回くらいですが、これは一度に10人と交際しているわけじゃないんですよ 。一つ一つの出会いを大切にして、もしご縁がないなと感じたら次に進む、という質の高いサイクルを回した結果なんです。
この選択の背景には、婚活に対する根本的な姿勢の違いがあるように思います。うまくいかない時は、お相手をスペックで比べる「消費者」のような視点になってしまいがちです。「Aさんは年収が高いけど、Bさんは見た目がタイプだな。Cさんはもっと面白いかもしれないし…」って、まるでお店で商品を品定めするように相手を見てしまうと、いつまでたっても決断ができません 。
一方で、ご成婚される方は「投資家」のような視点を持っています。彼らは、素晴らしい関係って、最初から完成品としてそこにあるんじゃなくて、時間と心を投資して、二人で一緒に「育てていく」ものだと分かっているんです。だからこそ、将来性を感じる数少ない相手にリソースを集中させて、関係を育てることにコミットするんですね。
交際人数を絞ることは、単なる時間管理のテクニックではありません。それは、出会いを消費するんじゃなくて、関係を育むという、結婚につながる本質的な姿勢への、大切な一歩なんですよ。
あなただけの羅針盤。「希望条件の優先順位」がはっきりしていること
婚活が少し停滞してしまう一番よくある原因の一つが、「完璧な人」を探してしまうことなんです。「年収は〇〇万円以上で、身長は〇〇cm以上、学歴は〇〇大学以上で、長男じゃなくて…」みたいに、長くて、しかも全部同じくらい大事な条件リストを持っていると、出会いの可能性を自分でぐっと狭めてしまうことになります 。そのリストを全部満たす方って、本当にごくわずかですし、もしいたとしても、その方があなたを選んでくれるとは限りませんよね。何より、そのリストの項目って、あなたのこれからの長い幸せと、本当に全部つながっているのでしょうか。
ご成婚される方々は、ご自身の希望を捨てるわけではありません。でも、その希望をすごく上手に整理して、優先順位をつけているんです。私たちはカウンセリングで、条件を3つの箱に分けて整理することをお勧めしています。
- 1つ目の箱:絶対に譲れない条件 (Must-have) これは、あなたの幸せな結婚生活の土台になる、一番大切な価値観や人生の目標です。ここだけは妥協しません。例えば、「子どもが欲しいかどうか」「自分のキャリアを尊重してくれるか」「お金の感覚が大きくずれていないか」といった、日々の生活や人生設計の根っこに関わる部分ですね 。
- 2つ目の箱:大事だけど、柔軟に考えられる条件 (Important-to-have) これは、強く望むけれど、お相手の人柄や状況によっては譲歩できる条件です。「できれば近くに住んでいる人がいいけど、本当に素敵な人なら自分が引っ越すことも考えられるかな」「安定したお仕事が理想だけど、それ以上に仕事への誠実な姿勢を大切にしたいな」といったものがここに入ります 。
- 3つ目の箱:あったら嬉しいな、という条件 (Nice-to-have) これらは、結婚生活をもっと豊かにしてくれるボーナスみたいな要素ですが、なくても大丈夫なものです。「同じ趣味がある」「背が高い」「お料理が好き」など、なくても幸せな家庭は築けるけれど、あればもっと楽しいかも、という項目ですね 。
この優先順位付けをしてみると、考えが驚くほどスッキリしますよ。たくさんのプロフィールを前にしても、まず見るべきは1つ目の箱の「絶対に譲れない条件」が合っているかどうか。そこをクリアしていれば、2つ目や3つ目の箱の条件が多少理想と違っていても、「まずは会ってみようかな」という前向きな気持ちになれるんです 。こうすることで、スペックの数字だけに囚われず、本質的な相性を見極めるチャンスを逃さなくなります。
このアプローチは、単に条件を整理する以上の意味があるんです。それは、「デートの相手」と「人生のパートナー」の違いを、深く理解していることの表れなんですね。婚活に悩んでいると、ついプロフィールを「採用条件」みたいに、静的なものとして評価してしまいがちです 。でも、ご成婚される方は、プロフィールはあくまで入り口で、本当に大切なのは、その人とこれから何十年も続く、変化に富んだ人生を「一緒に築いていけるか」どうかだと知っています。
だからこそ、彼らの「絶対に譲れない条件」は、その「築くプロセス」に必要な要素、つまり共有できる価値観や、建設的なコミュニケーション、困難に一緒に立ち向かう姿勢といった、内面的なものに集中しているんです 。年収や学歴、趣味といった条件は、二人で建てる家の「家具」みたいなもの。快適さや彩りを加えてくれる大切な要素ですが、家の「基礎」そのものではありません。この本質的な理解が、より賢明で、未来を見据えた選択を可能にしてくれるんですよ。
「いい人」のその先へ。お相手の人柄への希望がはっきりしていること
「条件よりも、お人柄を重視したいです」。これは、ほとんどの会員様がおっしゃる言葉です。でも、この「お人柄重視」という言葉が、実は婚活の落とし穴になってしまうこともあるんですよ 。なぜなら、「お人柄」の定義って、人によって全然違って、すごく曖昧だからです。「会えばわかるかな」という受け身の姿勢では、なかなか戦略的な出会いは望めません。時には、この言葉の裏に、言葉にはしていないだけで、実はすごく高い理想が隠されていることもあるんです 。
ご成婚される方は、「お人柄」という言葉を、具体的で、行動に基づいた言葉に翻訳することができています。
- 「優しい人」じゃなくて、「私が仕事で疲れている時に、うんうんって話を聞いて気持ちを落ち着かせてくれる、傾聴力のある人」
- 「誠実な人」じゃなくて、「意見が食い違った時も、感情的にならずに冷静に話し合おうと努力してくれる人」
- 「明るい人」じゃなくて、「予期せぬトラブルが起きても、『大丈夫、何とかなるよ』って笑い飛ばせるような、楽観性と回復力のある人」
こんなふうに、求める人柄を具体的な「行動」や「状況」と結びつけて考えてみると、お見合いやデートでの会話が、単なるおしゃべりから「相手の本質を知るための大切な時間」へと変わっていきます。趣味や休日の過ごし方を聞くのももちろん楽しいですが、一歩踏み込んで、「これまでで一番大変だったお仕事って何でした?」「どうやって乗り越えたんですか?」といった質問を投げかけてみることで、相手のストレスへの強さや問題解決の仕方、価値観がちらりと見えてくるんですよ 。
また、ご成婚される方は、お相手が自分にだけ見せる顔じゃなくて、レストランの店員さんへの態度や、道を歩いている時の周りの人への配慮など、社会全体に対してどう振る舞うかを、そっと見ていたりします 。そういう何気ない瞬間にこそ、その人の本当の優しさや、人に対する尊敬の気持ちが表れることを知っているからなんですね。
このはっきりとした基準を持つことは、いわば「行動の羅針盤」を手にすることです。婚活では、初対面の「ときめき」や「フィーリング」に頼りたくなりますが、それって必ずしもこれからの長い相性を保証してくれるものではないんです 。緊張して口下手だけど、一つ一つの言葉や行動に誠実さが滲み出ている人。会話は弾むけれど、どこか一貫性がなくて不安を感じてしまう人。「行動の羅針盤」があれば、こうした表面的な印象に惑わされずに、将来のパートナーとしての資質を冷静に見つめることができます。
彼らは、今のデート相手としてではなく、未来のパートナーとしての行動データを集めているようなものなんです。この視点の転換こそが、一時の感情に流されない、幸せな結婚への道を切り拓いてくれるんですね。
積極的な忍耐力。運命のご縁を「育む」辛抱強さ
最後の特徴は、「辛抱強さ」です。でも、ここで言う辛抱強さって、ただひたすら運命の人が現れるのを「待つ」という、受け身の姿勢のことじゃないんですよ。それは、いつ終わるか分からない待ち時間になってしまって、やがて希望を疲れさせてしまうかもしれません。
ご成婚される方々が持っている辛抱強さって、もっと能動的で、力強いものなんです。それは、「諦めずに活動を続ける力」のこと 。思うような結果が出なくても、「今回はご縁がなかっただけだね」「この経験から何か学べることがあるはず」って気持ちを切り替えて、次の一歩を踏み出す心の強さ。一つ一つの出会いを、自分の価値を測る「最終試験」じゃなくて、学びと成長の「機会」として捉える回復力(レジリエンス)なんです 。
この力強い忍耐力は、どこから生まれてくるんでしょうか。それは、これまでお話ししてきた5つの特徴が、お互いに支え合って生まれてくるものなんですよ。
- 「明確な目標がある」からこそ、目先の失敗に一喜一憂しないで、長い目で活動を続けられます。
- 「自分を深く知っている」からこそ、お断りされても「私ってダメなんだ…」と落ち込みすぎず、「相性の問題だったんだな」と健全に捉えることができます。
- 「交際人数を絞る」という賢い戦略を取っているからこそ、エネルギーを無駄に消耗しないで、長期戦を戦い抜くことができます。
- 「条件の優先順位が明確」だからこそ、「良い人がいない」と絶望しないで、色々な人の中に可能性を見出すことができます。
そして、この「続ける力」を一番力強く支えてくれるのが、私たちカウンセラーの存在だったりします 。心が折れそうになった時、私たちはあなたのコンパスになって、目標をもう一度確認したり、小さな成功を一緒に喜んだり、うまくいかなかった原因を前向きに分析したりします。一人では難しい「もう一歩」を、私たちが隣で支えることで、辛抱強さは育まれていくんです。
この姿勢は、心理学で言う「成長マインドセット」と「固定マインドセット」の違いに少し似ています。「固定マインドセット」の持ち主は、自分の能力や魅力は変わらないものだと考えます。だから、お見合いは「合格か不合格か」のテストで、お断りは自分自身の価値を否定されたように感じてしまうんです 。これでは、続けることが辛くなってしまいますよね。
一方で、「成長マインドセット」を持つ人は、能力は努力次第で伸ばせるって信じています。お見合いは学びの場で、お断りは「このアプローチは響かなかったんだな」「次はこうしてみようかな」という、貴重なフィードバックです。彼らは、ただ運命の人を待っているんじゃありません。活動を通じて、自分自身がより良いパートナーへと成長して、そして、ご縁を見極める力を磨いているんです。
この「辛抱強さ」こそ、婚活を成功に導く究極の心のあり方。それは、成長への信念から生まれる、積極的な忍耐力なんですよ。
最後に:あなたの婚活は、あなた自身の内なる旅の鏡なんです
ここまで、ご成婚される方々に共通する6つの特徴についてお話ししてきました。
- 自分を知っていること: 自分の価値観というコンパスを持つこと。
- 目標が明確であること: ゴールから逆算した地図を持つこと。
- 交際人数が少ないこと: エネルギーを集中させて、深く進むこと。
- 希望条件の優先順位が明確であること: 譲れないものと柔軟になれるものを知ること。
- 相手の人柄への希望が明確であること: 抽象的な言葉を具体的な行動に翻訳すること。
- 運命のご縁を待つ辛抱強さ: 諦めずに継続し、学び続ける力。
これらは一つ一つバラバラのスキルじゃなくて、互いに深くつながり合っているんです。自己理解が明確な目標を生んで、その目標が集中した戦略を支えて、はっきりした優先順位が判断を助けて、それによって相手の本質を見抜いて、最終的に困難を乗り越える忍耐力が生まれるんですね。
パートナーを探す旅は、最終的には自分自身を発見して、成長させていく旅でもあるんです。私たちの相談所から、幸せにご成婚退会されていく方々は、入会された時よりも、ご自身のことをもっと深く理解して、より強く、しなやかになった方々ばかりです。
もちろん、この道のりは、いつも平坦なわけではないかもしれません。でも、どうか忘れないでくださいね。あなたは、決して一人じゃないんですよ。この6つの特徴は、あなたの婚活という旅路を照らす地図であり、コンパスです。もし道に迷って、立ち止まってしまった時は、いつでも私たちにご相談ください。あなたの幸せな未来は、偶然に任せるものではありません。明確な意志と勇気、そして少しの道案内があれば、必ずたどり着ける目的地なんですから 。
婚活を通じた人格形成なら、きずなコンシェルジュにご相談下さい
きずなコンシェルジュは、単なるお相手探しの結婚相談所ではありません。
ご活動を通じて、自己理解と成長を志す習慣形成こそが結婚後の夫婦生活を円滑にする秘訣だと考えています。
カウンセラーとの対話は無制限で可能ですので、是非とも自分自身と向き合い、最高のパートナーと出会うご活動にしていただけますと幸いです。
「あなたにとっての優しい存在」であり続けることをモットーにしておりますので、まずはお気軽にご相談いただけますと幸いです。
婚活個別相談会(対面・オンライン)【60分】
・スマホひとつで可能ですのでオンライン面談が可能ですので、ご安心下さいませ
・もちろん「国立、立川、府中」サロンでの対面相談も可能です!
・映像のお顔出し「なし」での、電話のような「音声のみ」のご相談も可能です
<条件>
◆真剣に「結婚を希望されている方」のみが対象となります
◆オンライン相談は、入会を強制するものではなく、婚活全般のお悩みや結婚相談所に関心のある方のための「ご相談」を目的としております。