交際は「点」から「線」へ、物語をつくるイメージで
いつまでもお見合いの延長はだめ
結婚相談所の婚活でよくあるケースなのですが、お見合い成立後の交際段階で「なかなか距離が縮まらない、、、」というもの。
これは、以下のような要因があるかと思います。
- お見合いの延長で、交際がお互いを知るだけの確認作業になってしまっている
- 発展のある会話ができていない
- 感情(愛情)がついてこない
要するに、お見合いの延長をダラダラと続けてしまうことが、最も多い要因のようです。
せっかく交際に入られても、いつまでもお見合いの延長のような「点」の面談を繰り返すだけでは、誰でも会話のネタが尽きますよね。
交際は「線」を意識した二人の物語づくりへ
では、どうすればいいのか?
それは、「点」から「線」を意識することです。
お見合いは、消去法の場です。交際に至る通過点において、致命的な点はないか。第一印象で感じる「スクリーニング(選別)」といえます。
これは、いいかえれば「点」の関係ですよね。
では、「線」とは何か?
それは、二人で恋愛感情と信頼関係を積み上げるステップ。
二人の関係を中心に置いた、結婚生活を考えた上での「擦り合わせ」といえます。
どんな人なのか?
お互いに将来どういった結婚生活を望んでいるのか?
未来を一緒にイメージするのが「線」の関係です。
また、交際といっても、おそらく「恋愛感情」がついてこないケースも多いため、交際段階ではお会いする度に、二人の距離を縮め、関係を発展されていくという「ストーリー(物語)」を意識した時間の過ごし方が必要です。
要するに、「愛情」と「信頼」を深めるための、イベントを能動的に設定していく必要があるということです。
毎回、「今日は何話そうかな、、、」ではなく、前回こんな話があったから「今日はこの点について聞いてみよう」「今度は話に出た〇〇へ一緒に行ってみよう」など、少し強制的に物語を進めていくことが必要です。
単なる質疑応答の会話ではなく、物語るということが大切です。そのためのネタがないなら、一緒に体験できるデートをしてみてはいかがでしょうか。
これって、何だかわかりますか?
そう、実際の結婚生活と一緒です。
条件がいいだけの異性同士では、結婚生活は上手くいきません。生活にちょっとした夫婦関係が発展する物語が必要不可欠です。
あなたは交際期間に、素敵なパートナー候補とどんな物語を作りますか?
物語の中で相性の悪さや、どうしても難しい局面が出てくるかもしれません。でも、いいじゃないですか。一人ひとりと結婚をイメージしながら過ごす時間は、必ずあなたの人生に良い影響をもたらします。婚活は、ある意味、活動内で人間が磨かれる場でもあります。
仮説でもいいので、ゴールまでの物語のイメージを持って婚活をしていただけますと幸いです。
まとめ
- 交際は「線=関係構築」を意識
- お相手を見定めるのではなく、「二人の相性」を確認するための「物語」づくりをしましょう
- 質疑応答の対話ではなく、ちゃんと「物語る」会話へ
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